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くも膜下出血

くも膜下出血の診断

更新日:2016/12/09 公開日:2016/04/19

仙石祐一先生

この記事の監修ドクター

仙石クリニック 院長

仙石祐一先生

くも膜下出血と診断するために行われる検査について、ドクター監修の記事で解説します。頭部に出血がみられるかどうかを確認する検査を行った後、どこの血管から出血しているのかを確実に調べる必要があります。有効な検査法を知っておきましょう。

くも膜下出血はどのような検査を経て診断されるのか見ていきます。

頭部CTスキャン検査が基本

頭痛をはじめとした症状により、くも膜下出血が疑われる場合には、まず始めに頭部のCTスキャン検査が行われます。これは、2~3分の間だけ検査台に寝ているだけの簡単な検査です。

くも膜下出血が起きている場合には、脳脊髄液に血液が混ざっているため、CTスキャンで確認すると、くも膜下出血の部分が白くなって見えます。

ただし、軽症で出血が少なかったり、くも膜下出血を発症してから時間がたっていたりするとCTスキャン検査をしても出血を確認できないことがあります。このような場合には、MRI検査を行わなければなりません。

くも膜下出血は、頭部CTスキャン検査や頭部MRI検査で画像を確認することにより確定診断ができるケースがほとんどです。

CTやMRIで診断できない場合には

CTスキャン検査やMRI検査を行っても、くも膜下出血であると判断できない場合には、腰椎穿刺(ようついせんし)が行われます。腰椎穿刺とは、背中側の腰椎の間から脊髄腔に針を刺して、脊髄液を採取する検査です。

採取した脊髄液に血液が混ざっていれば、くも膜下出血であると判断されます。

出血部位(責任血管)を確認する

このような検査を経てくも膜下出血であると診断された後には、実際にどこの血管から出血しているのか調べる必要があります。ほとんどの場合、脳動脈瘤の破裂が原因となっています。

血管を調べる方法として、造影剤を用いた3DCT血管撮影(3DCTA)やカテーテルを用いた脳血管撮影検査を行います。

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