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ココナッツオイル、オリーブオイルも使える!オイルパックのやり方と効果

更新日:2016.12.16
公開日:2016.05.20
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

オイルを顔にのせるオイルパックには、どのような効果があるのでしょうか。また、どのような種類のオイルを使うと肌によいのでしょうか。ドクター監修のもと、ココナッツオイルに代表されるオイルパックの方法や効果について解説します。

モデルや女優に人気、と評判のオイルパック。よく、ココナッツオイルやオリーブオイルがよいと聞きますが、肌にどのような効果が期待できるのでしょうか。オイルパックのやり方や効果について解説した後、パックに使用するとよいオイルを紹介します。

オイルパックとは?

オイルパックは、洗顔後の顔をオイルでマッサージして、その後蒸しタオルをのせて2~3分パックすることを指します。

オイルパックのやり方

実際のオイルパックのやり方を見ていきましょう。

(1)オイルで顔をマッサージする

洗顔後、少し多めのオイルを手に取って顔全体に広げ、なじませます。顔だけでなく、首からデコルテまで伸ばしてもよいでしょう。指の腹でゆっくりと、リンパの流れに沿って、顔の内側から外側へ向けて丁寧にマッサージします。

(2)蒸しタオルを顔にのせる

オイルが顔になじんだら、やや熱めのお湯で作った蒸しタオルを、顔全体を覆うようにのせます。2~3分おいておくと、肌が柔らかくなって毛穴が開き、オイルが肌に浸透していきます。

(3)オイルをふき取ってスキンケア

蒸しタオルで肌に残ったオイルをやさしくふき取り、とり切れなかったオイルはティッシュで軽くふき取ります。その後、普段使っている化粧水や乳液、美容液などでスキンケアを行い保湿しましょう。パックをしたからといって、スキンケアをおこたると、逆に肌が乾燥してしまいます。

オイルパックにおすすめのオイルとは

オイルパックをするために特別なオイルは必要ありませんが、オイルの種類によって効能が異なるため、自分の肌に必要な成分を含むオイルを選びましょう。オイルごとの特徴は以下のとおりです。

ココナッツオイル

栄養分を豊富に含むヤシの実から作られる油脂。保湿効果のあるビタミンEや、肌の細胞を劣化させる「活性酸素」を除去してくれるポリフェノールなど、美肌やエイジングケアなども期待できる成分に加え、体だけではなく肌の代謝も促進する中鎖脂肪酸、さらには肌あれの予防に効果的な、免疫力を高めるラウリン酸などが含まれています。

オリーブオイル

主成分のオレイン酸は、肌を乾燥から守ったり、保湿力をアップしてくれる働きがあります。人間の皮脂にもっとも多く含まれており肌にツヤとうるおいを与えたり、バランスのとれた肌を作るために必要な成分です。パックとして使う場合は、新鮮なオリーブの実を使った、スキンケア用の良質なエクストラバージンオイルを選びましょう。食品用のオリーブオイルの中には、精製度が低く劣化が早いものがあるため、使用は控えてください。

ホホバオイル

砂漠地帯に生息するツゲ科の多年草、ホホバの種子から採取された天然のオイル。主成分のワックスエステルには肌の水分の蒸発を防ぐ働きがあり、肌のうるおいをキープしてくれます。また、角質を柔らかくするため、毛穴に詰まった汚れなどを排出しやすくなります。ワックスエステルは人間の皮脂と成分構造が同じであるため安全性が高く、さらに酸化しにくいため、防腐剤を使用する必要がなく、肌に強い刺激を与えません。

椿オイル

ツバキの種子から抽出される植物性オイル。肌に潤いを与えてくれるオレイン酸を主成分とし、肌への浸透率も高いと言えます。空気に触れても酸化せず固まりにくいため使用しやすく、肌の保湿をキープしながら、乾燥を防いでくれます。

保湿性に優れているオイルパックをすることで、乾燥しがちな肌が柔らかく潤ってきます。お気に入りのオイルを使って、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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