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唇がカサカサ乾燥で痛くなる原因と治し方!効果のある美容アイテムも紹介

更新日:2019.02.22
公開日:2017.12.25
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この記事の監修者
メイクアップアーティスト・メイク講師・美容コンサルタント 黒木絵里

唇の乾燥や荒れを防ぐケアを知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。唇は、いつでもなめらかに整えておきたいものですよね。美容家の黒木絵里さんが乾燥で唇が切れる原因と、おすすめしたいケアをご紹介します。

「唇が乾燥してカサカサして痛い…」「切れてしまった唇の良いケア方法はないかしら?」という唇の乾燥や荒れてしまった時の治し方やおすすめのリップケアを知りたいと思っていないでしょうか。唇は、いつでもなめらかに整えておきたいものですよね。ここでは、乾燥で唇が切れる原因と美容家の黒木絵里さんがおすすめするケア化粧品をご紹介します。

唇が乾燥する・荒れる原因

唇が乾燥する・荒れる原因

ぷるぷるの唇をつくる方法をご紹介する前に、唇が荒れてカサカサ&ヒリヒリして痛くなる原因について簡単にご紹介します。唇が乾燥する原因を知って、リップケアの見直しに役立ててください。

空気の乾燥

唇は他の皮膚に比べて皮脂腺がほとんどなく角質層も薄い部位です。また、常に外気に触れるため、空気が乾燥するシーズンになると特に影響を受けやすく、乾燥による荒れを起こしやすくなります。乾燥したときに唇をなめると、より乾燥を招いて荒れやすくなります。

摩擦や汚れ

食事後にティッシュなどでこすったり、クレンジングや洗顔の際にゴシゴシこすったりするような大きな摩擦は唇の荒れにつながります。また、香辛料や歯磨き粉が唇についたままになっていると、唇の負担になって荒れの原因になるため、優しく、きちんと拭き取りましょう。唇の荒れが気になる時には、メントールタイプのものは、荒れている唇に強い刺激を与えてしまうため避けた方がよいでしょう。

紫外線

紫外線

さまざまな肌トラブルの原因となる紫外線は、唇にも影響を与えます。唇は皮膚が薄いため、頬やおでこなどに比べても紫外線による影響を受けやすい部位です。唇も日焼けをするとカサカサに乾燥したり、ヒリヒリと痛みが出ることがあります。さらに悪化すると、くすみやシミとなって残ってしまうので、唇のケアにおいて紫外線対策は重要なポイントです。

生活習慣

唇は健康状態が現れやすく、睡眠不足や無理なダイエット、溜まったストレスなどが唇の乾燥や荒れにつながることもあります。このような時は、丁寧なスキンケアを心がけることも大切なのですが、乱れた生活習慣を見直すことが必要です。

アレルギーや刺激物

唇だけに現れる症状ではありませんが、食物アレルギーをはじめ、アレルギー反応を引き起こすことで唇にかゆみや炎症などが起こります。また、山芋やキウイ、パイナップルなど、刺激成分を含んだ食品を食べたときにも起こります。

感染症

口唇ヘルペスや感染症などによって湿疹や痛みを感じることもあります。これらが原因の場合は、皮膚科での治療が必要になるので、すぐに受診しましょう。

乾燥してカサカサした唇のケア・予防方法

乾燥してカサカサした唇のケア・予防方法

唇は皮膚が薄くデリケートなため、乾燥して荒れる唇に悩まされている方も多いと思います。ここでは、カサカサの唇にうるおいを与えて、乾燥による唇の荒れを防ぐお手入れ方法をご紹介します。

リップクリームを使う

唇の乾燥や炎症を防ぐ方法としては、一番手軽なのはリップクリームの使用です。まず、乾燥に困った場合の第一ステップとして試してみましょう。その後は、乾燥するたびに使用するのではなく、乾燥をする前に塗っておくと唇の予防ケアとして大変効果的です。

リップパック

はちみつやワセリンを唇に塗って、唇を覆うようにラップでパックする方法です。リップクリームが手元にない場合は、こういった方法も活用できます。

食事の栄養バランスを見直す

食事による栄養バランスが崩れビタミンB2・B6の欠乏により、唇が乾燥することもあります。レバー、うなぎ、納豆、たまごを意識して摂取してみましょう。

唇のケアにおすすめの化粧品

唇のケアにおすすめの化粧品

うるおいに満ちたなめらかな唇を保つためには、自分に合った化粧品を選ぶことが重要です。唇への摩擦を極力やわらげ、負担がかかりにくいものがよいでしょう。ここでは美容家の黒木絵里さんがおすすめするケア化粧品をご紹介します。

バームQQ(d プログラム)

バームQQ(d プログラム)

販売価格(編集部調べ):1,728円(税込)
内容量:6g

詳しくはこちら

おすすめの理由
コンパクトで持ち運びやすい形状のこのバームには、最後まで衛生的に使えるようにスパチュラもセットでついています。唇はもちろんのこと、乾燥しがちな肌のケアとしても使えるレスキューアイテムです。
使ってみた感想
固形ですが、肌にのせるとオイルのようになめらかになります。唇や肌にのせる場合、ゴシゴシとすりこむのではなく、トントンと薄く少量ずつをのせていくと上手に使えます。目元や乾燥して粉がふきそうな部分にも、薄く少量をメイクの上から優しくのせることで、お肌の見栄えもぐんと良くなります!多くのせすぎてしまうと、ベタつきが気になる場合があるので、使用する際の量にはご注意を!

ユースキン リップケア(ユースキンA)

ユースキン リップケア(ユースキンA)

販売価格(編集部調べ):756円(税込)
内容量:3.5g
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
リップを塗っても乾燥してしまう…というときにオススメです。シンプルな処方ですが、天然のトリートメント成分、スクワランとホホバ油が唇をカバーすることで水分蒸発を防ぎ乾燥から守ります。荒れてしまった唇にも刺激の少ないノンメントール・無香料、口紅の下地としても使うことができます!
使ってみた感想
唇が荒れて仕方のない時は、ユースキンの出番です。気づかぬうちに唇をなめてしまったり、外気にさらされやすい部位だからこそ、しっかりと保護をすることが大切です。日中にも使用しますが、湯船につかるときに、少し分厚く塗ってラップを唇に貼って簡単リップパックをすることも!

薬用リップスティック(HABA)

薬用リップスティック(HABA)

販売価格(編集部調べ):1,620円(税込)
内容量:2g
医薬部外品

おすすめの理由
無添加主義で有名なHABAの薬用リップスティックは、お値段が少し高めでも納得できる唇ケアにもってこいのアイテムです。唇の荒れからサポートする有効成分を含んだ医薬部外品で、唇が荒れてヒリヒリしたときの1本として活躍してくれます。2002年の発売以来、一度も処方変更なしで未だに人気ということは、やはりそれほど多くの人がその作用に満足をしているということでしょう。
使ってみた感想
固めのテクスチャーですが、ぴったりと唇に密着し、とれにくいのもよいところ。個人的には、ニオイもベタつきも気にならないので、いつでもどこでもパパっと使えるアイテムだと思います。おやすみ前のしっかり塗りにももってこいです。スマートで洗練されたフォルムも◎ですね。

ワンダーハニー 唇蜜バーム(ベキュアハニー)

ワンダーハニー 唇蜜バーム(ベキュアハニー)

販売価格(編集部調べ):1,620円(税込)
内容量:10g

おすすめの理由
リップクリームの独特な香りが苦手という方にもオススメできるのが、このリップバーム。ほのかな甘い香りで、ミツロウやシア脂、カカオ脂などの保湿成分でしっかりと唇をつつみこみます。ベタつきも少なく、乾燥が気になる際の重ねづけも。ミツバチ素材を使ったアイテムならではの保湿成分にも注目です。
使ってみた感想
リップクリームは、なめてしまうこともあり、不快な香りや味はもってのほかですが、このバームは、つけていて香りもよく、誤って唇をなめてしまったときも不快な味はしませんでした。リップクリームは、こまめにつけることが大切なので、「不快感がない」「またつけたくなる」というのはとても大切だなと思います。

リップトリートメント(エンビロン)

リップトリートメント(エンビロン)

販売価格(編集部調べ):1,620円(税込)
内容量:4.6g

SPF15

詳しくはこちら

おすすめの理由
ビタミンAに大きく着目するエンビロンによる、皮膚科学に基づいたアイテムラインナップです。ビタミンの働きを最大限に活かすため、香料や着色料などの余分な成分は排除しています。成分表のトップにも載っている「液状ラノリン」は、人間の皮脂に近い成分で、肌にスッとなじみやすいのが特徴的。
使ってみた感想
美容皮膚科でも取扱いの多いエンビロン。肌の手入れだけでなく、唇のプルプルな感じを忘れたくはありません。コンパクトな形状で、バッグの中で勝手にリップクリームが繰り出されることのない設計なのもありがたいです!

まとめ

唇がカサカサ乾燥で痛くなる原因と治し方!効果のある美容アイテムも紹介のまとめ

日頃のケアの見直しに加えて、唇のスペシャルケアをぜひ試してみてください。唇が荒れる原因はさまざまですが、デリケートになりやすい唇のお手入れや生活習慣を見直して、ぷるぷるの唇を手に入れましょう。

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