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ワセリンは日焼け止めをプラスすると効果的?

更新日:2018.04.06
公開日:2018.02.27
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この記事の監修者
株式会社クロス・エ・キューブ代表取締役・コスメコンシェルジュ 松藤あつこ

ワセリンは、肌の水分を逃さないようしっかり守ってくれる保湿剤。ここでは日焼け止めと一緒に使うと効果がさらにアップすると言われているワセリンの効果的な方法をご紹介します。

乾燥が気になる秋冬をはじめ、肌がゆらぎがちになる春や日焼けで肌に負担がかかる夏まで、1年中お手入れに気をつかいたいものです。保湿と紫外線対策はお手入れの基本といえるでしょう。

ワセリンには、保湿して水分が逃げないよう肌をしっかり守ってくれる保湿の効果があります。日焼け止めと一緒に使うことで保湿と紫外線対策をしっかりサポートすれば立派なスキンケアになります。ここではワセリンの特徴や効果的な使い方などをご紹介します。

ワセリンとは

ワセリンとは

ワセリンは、原油を高純度に精製して作られた油分で、塗ることで皮膚表面を覆って角質層からの水分蒸発を防いでくれる保湿剤なのです。

着色料や香料が含まれていないため、肌に不必要な刺激を与える心配がありません。また、肌内部までは浸透せず、肌表面に留まることによって、肌に刺激を与えるものから守るための膜を作ってくれます。ワセリンの中でも黄色ワセリンと白色ワセリンが良く知られています。

ワセリンとは

黄色ワセリンはワセリンの中でも比較的精製度の低いもので、黄色っぽい色が特徴で、価格が安いことと、比較的どこでも手に入りやすいことがメリットです。医薬品や医薬部外品などには該当せず、雑貨品として販売されています。

脱色された白色ワセリンは、名前の通り白色で一般的なワセリンとして知られています。「医薬品」「化粧用油」として販売されており、病院でも使われているという安心感があります

ワセリンに日焼け止めをプラスする理由

ワセリンに日焼け止めをプラスする理由

ワセリンはリップなどと異なり紫外線対策のための成分を含んでいません。そのため紫外線の影響を受けやすい唇に使用する場合は、ワセリンを塗った後に日焼け止めを上から塗ると良いでしょう。同様にワセリンをお顔のスキンケアに活用する場合はワセリンでコーティングした後に、紫外線対策もしっかり行いましょう。

なお、ワセリンは油焼けを起こし、色素沈着しやすくなるといわれることがありますが、どうやらこれは昔の粗悪なワセリンに含まれる不純物が油焼けの原因となっていたようです。精製度の高いワセリンではそのような心配はなさそうです。

知っておきたいワセリンの効果

知っておきたいワセリンの効果

ワセリンは、肌をコーティングし水分の蒸発を防ぎ、肌表面をコーディングするので、肌のバリア機能が低下している場合、改善を期待できます。余計な着色料や香料などの添加物が含まれていないため、赤ちゃんのデリケートな肌でも安心して使えます。

紫外線などの影響を受けやすい唇などに使用する際は、ワセリンを使ったラップパックなどでケアするとより効果的です。また顔などに使用する場合は、保湿成分が配合された化粧水の後に塗るといいでしょう。

乾燥によって肌の水分保持機能が失われると、肌本来のバリア機能が低下します。皮膚のバリア機能を維持し、肌のターンオーバーを正しく促すためにも、肌をしっかりとコーティングして、水分が蒸発しないように守ることが大切です。

まとめ

ワセリンは日焼け止めをプラスすると効果的?のまとめ

乾燥肌でお悩みの方にワセリンはおすすめの選択肢のひとつ。カサカサになりがちな唇や肌に、うるおいを逃さないよう表面に油分の膜を張るのに有効です。さらに日焼け止め対策をプラスして、みんなが羨むふっくらモテ肌を目指しましょう!

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