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無添加シャンプーでフケが改善?フケにおすすめのシャンプーとは

更新日:2018/08/02 公開日:2018/07/25

頭皮に出る、パラパラとした細かなフケや、ベタベタとした脂っぽいフケ。どちらも不潔な印象から、何とかしたいと願う方が多いでしょう。

そのフケの対策に、無添加シャンプーを選ぶとよいという論調が見られることがあります。果たして、それは本当なのでしょうか。無添加シャンプーとはどのようなものか、また、フケ対策に効果的といえるのかに迫ります。

そもそも無添加シャンプーとは

シャンプー剤の中には「無添加」を強調するものが見られます。では、具体的に何が無添加なのか、どのような基準があって「無添加シャンプー」を打ち出しているのか、あなたはご存知でしょうか。無添加という記載には、大きく分けると2つのパターンがあります。

過去に指定した103種の成分を配合していない

「無添加」の表示の起源は、1980年にさかのぼります。1980年、旧厚生省は「ごくまれにアレルギーなどの皮膚障害を起こすおそれのある成分」として、103種類の成分を指定し、「表示指定成分」としました。この表示指定成分が配合されていないシャンプーや化粧品は「無添加」と表記することが許されるようになりました。それは現在においても変わっていないため「無添加シャンプー」として販売・流通しています。

しかし、現代では表示指定成分を定めたときには存在しなかった成分も開発されています。それらの新しく出てきた成分については再考されていないため、表示指定成分に含まれていない有害な物質も増えているといわれています。

「無添加シャンプーだから安全」「無添加だからフケなどのトラブルにもよいはず」と考えるのは、少し危険かもしれません。

防腐剤、着色料、香料などを使用していない

こちらは、シャンプー剤で特定成分を使用していないという意味で「無添加」と使用するパターン。「防腐剤無添加」「着色料無添加」「合成界面活性剤無添加」など、さまざまな表記がメーカーごとにされています。

では、フケにはどのようにアプローチするとよいのでしょうか。まずはフケの原因を抑え、アプローチ方法を見ていきましょう。

フケの原因は何?

フケには主に2種類あり、それぞれ原因と考えられることが異なります。

乾性フケの原因

乾性フケとは、パラパラとした細かいフケのこと。気づくと服の肩の部分に細かい粉のようなフケが落ちていたりする場合は、乾性フケが出ていると考えられます。

乾性フケの主な原因は、頭皮の乾燥です。頭皮の乾燥は、以下のようなことで起きる場合があります。

  • シャンプーのし過ぎ
  • 強すぎるシャンプーでの洗浄
  • 皮脂の分泌量不足
  • パーマ液やヘアカラーによる皮膚の炎症

強すぎるシャンプー剤や1日に何度もシャンプーで洗うことは、頭皮に必要な皮脂も奪い、乾燥を招きます。皮脂には「いやなニオイの原因」というイメージもあるかもしれませんが、実は、天然のバリアを作って肌を保護し、肌のうるおいを保つ役割があるのです。その皮脂を取りすぎてしまうと頭皮が乾燥しやすくなり、やがて乾性フケにつながるのです。

また、皮脂の分泌量が少なくなることも、頭皮の乾燥につながります。これは、偏った食事や睡眠不足、ストレスなどが関係しています。また、女性は加齢とともに皮脂の分泌量が減少する傾向があるため、年齢が関係している可能性も考えられます。

脂性フケの原因

もうひとつのフケのタイプが、ベタベタとした脂性フケです。脂性フケは、読んで字のごとく脂っぽいフケのことで、乾性フケよりも大きく、黄色っぽい色をしていることが多いようです。

脂性フケは、主に皮脂が多すぎることが原因となっています。頭皮はもともと皮脂の分泌量が多い部位ですが、以下のような要因でさらに皮脂の分泌量が多くなることがあります。

  • 体質
  • シャンプー時の洗い残し
  • 皮脂の出やすい食生活

シャンプーで間違った洗い方をしていてすすぎ残しがある場合や、頭皮の皮脂を落としきれていない場合、頭皮に残った余分な皮脂が脂性フケを招く原因になります。また、揚げ物などの油っぽい食事やナッツ類、香辛料なども多くとると皮脂の分泌量を増やすことになるため、脂性フケにつながると考えられます。

脂性フケは、脂漏性皮膚炎という頭皮の炎症の症状のひとつでもあります。脂漏性皮膚炎は、早めに対策をとらないと慢性化するだけでなく、抜け毛につながる可能性もあります。もし脂性フケが気になる場合は、食生活やシャンプー方法を見直すと同時に、皮膚科を受診することをおすすめします。

乾性フケ、脂性フケそれぞれの原因を見てきました。それを踏まえて、無添加シャンプーがフケの対策によいのか解説しましょう。

無添加シャンプーはフケの対策にいいの?

無添加シャンプーは、数十年も前に定められた基準にのっとった表記であることや特定成分を配合していないケースです。このような無添加シャンプーは、フケの対策によいのでしょうか。

無添加だからフケ対策になるとは限らない

残念ながら、無添加シャンプーだからといってフケ対策になるとは限りません。旧厚生省によって定められている103の成分は、合成界面活性剤やアルカリ剤、防腐殺菌剤など多岐にわたります。しかし、前述したとおり現在ではそれよりもさらに多様な成分が出回っており、表示指定成分を配合していないというだけでは頭皮にやさしいシャンプーとは言えないのです。

フケの原因の中でシャンプー剤自体が原因と考えられるのは、主に乾性フケの原因である「洗浄力の強いシャンプー」ですが、旧厚生省に指定されていない成分でも比較的洗浄力の強い洗浄剤はあります。

フケ対策の観点でシャンプーを選ぶのであれば、無添加にこだわるよりも、自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。

自分に合ったシャンプーの探し方の目安

では、フケに悩む方が自分に合ったシャンプーを選ぶ基準はあるのでしょうか。

特に乾性フケにお悩みの方の場合、シャンプーでチェックしてほしいのが「界面活性剤」です。界面活性剤は、シャンプーの汚れを落とすはたらきのもと。シャンプーが本来の役割を果たすうえで、もっとも重要とも言える成分です。

市販されているシャンプーの界面活性剤は、大きく3種類に分けられます。

高級アルコール系
ラウリル硫酸やラウレス硫酸など。洗浄力が比較的強いものが多い。
石けん系
カリ石けん素地、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムなど。洗い上がりがアルカリ性になり、汚れを落とす力も高い。
アミノ酸系
ココイル、グルタミン酸、アラニン、グリシンなど。洗い上がりは弱酸性で、3種類の中では洗浄力の弱い界面活性剤が多い。

自分が今使用しているシャンプーの裏面にある、成分表示を見てみてください。ラウリル硫酸~といった名前の成分が前5番目までに多ければ、それは高級アルコール系の界面活性剤が多く使用されたシャンプーです。

成分表示には、そのシャンプーに配合されている全成分が掲載されています。また、1%以上配合されている成分は、配合割合の多い順に掲載されています。そのため、成分表示の前5,6番目くらいまでにどのような界面活性剤が配合されているかを見れば、使用されている界面活性剤のおおよその傾向がつかめるのです。

おすすめは、アミノ酸系の界面活性剤が多く使われたシャンプー。皮脂や汚れを落とす力は比較的マイルドなので、乾燥傾向の頭皮もやさしく洗いあげることができるでしょう。

脂性フケが気になる場合も、基本は肌への刺激が弱いアミノ酸系のシャンプーがおすすめ。ですが、脂性フケの場合は、シャンプー剤以上に洗い方を見直す必要があるかもしれません。

フケにおすすめのシャンプー

チャップアップシャンプー(ソーシャルテック)

 チャップアップシャンプー ソーシャルテック

販売価格(編集部調べ):4,180円(税込)
内容量:300ml

詳しくはこちら

おすすめの理由
手のひらに取り、泡立ててあげるだけでも十分泡立ちがよく、ノンシリコンにありがちな使用後のきしむ感じが無いです!成分も髪と頭皮に働きかける成分がしっかりと入っており、実力のあるシャンプーだと思います。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
甘みのある香りに癒され、頭皮と髪をしっとりと包み込む泡立ちに満足できるのがうれしいですね。髪のきしみが無く、髪そのものの張り感がしっかりと感じられます。頭皮の洗い上がりのさっぱり感が好印象!頭皮がベタつく方にはおすすめできます。

スカルプDボーテ|薬用スカルプシャンプー ボリュームタイプ(アンファー)

 スカルプDボーテ 薬用スカルプシャンプー ボリュームタイプ アンファー

販売価格(編集部調べ):3,900円(税込)
内容量:350ml
医薬部外品

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おすすめの理由
髪のボリュームが気になりだした女性に「スカルプD」の女性ラインであるボーテのボリュームタイプ。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
泡立ちがよく、しっかり包み込まれる感じが好印象。髪の一本一本まで届くイメージで洗い上がり後のしっとり感がある。ドライ後は髪が立ち上がる印象なので、ぺたっとしがちな梅雨時などはボリュームを出すのに良さそうです。髪が細くなり始めてボリュームが気になっている方もぜひ。

スカルプDボーテ|薬用スカルプシャンプー モイストタイプ(アンファー)

 スカルプDボーテ  薬用スカルプシャンプー モイストタイプ アンファー

販売価格(編集部調べ):3,900円(税込)
内容量:350ml
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
頭皮の乾燥が気になりだしたら人のために「スカルプD」の女性ラインであるボーテから、しっとり重視のモイストタイプ。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
スカルプDならではの泡立ちの良さ、しっとりと包み込まれる感じが好印象。髪の一本一本まで届き、頭皮の保湿感も良く、洗い上がり後のしっとり感があります。季節の変化によるドライ感、フケかゆみに悩んでいる方は試してみる価値はあると思います。

ママバター|シャンプー ラベンダー&カモミール(ビーバイ・イー)

 ママバター シャンプー ラベンダー&カモミール ビーバイ・イー

販売価格(編集部調べ):1,296円(税込)
内容量:430ml

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おすすめの理由
私たちの肌や髪になじみやすいシアバターに着目した「MAMA BUTTER」。シャンプーでもそのこだわりは変わらず、シアバター由来の洗浄成分使用しているのがポイント。シリコンやパラベン、合成香料、合成着色料などもフリーです。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
ノンシリコンなのにギシギシせず、洗いやすかったです。天然ラベンダー&カモミールの香りがとても良く、目を閉じるとちょっとサロンにいるような感覚で、バスタイムで癒されました。ドライヤーで乾かす傍からツルンとまとまっていくので、ブローいらず。乾かしただけで、うねりも軽減され、ツヤツヤでハリのある髪になりました。いつまでも触っていたいくらいです。

アフロディアソ ナチュラリスシャンプー(メソケアプラス)

 メソケアプラス アフロディアソ ナチュラリスシャンプー メソケアプラス

販売価格(編集部調べ):3,758円(税込)
内容量:370ml

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おすすめの理由
頭髪研究の現場から生まれ、スカルプケアを追及し続ける「メソケアプラス」。シンプルな見た目だけど、中身でしっかり勝負しているブランドのシャンプーです。毛髪と頭皮をケアする独自のステップを見ると、やはり強いこだわりを感じますね。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
細かい泡立ちで、頭皮からしっかり洗えているなという感じ。柑橘系の香りで、髪も頭皮も気分も根こそぎスッキリリフレッシュできました。乾かした後は、サラサラで髪の根元からフンワリ軽やか。髪の一本一本がやる気を取り戻したような感じがしました。頭皮からスッキリしたい方におすすめです。

NOV|ヘアシャンプーD (常盤薬品工業)

 NOV ノブヘアシャンプーD  ノエビア

販売価格(編集部調べ):1,728円(税込)
内容量:250ml

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おすすめの理由
敏感肌の方向けの歴史あるスキンケアブランドの「NOV(ノブ)」。頭皮のダメージが気になる人や 敏感な人に向けた低刺激性のシャンプーです。無香料で髪や地肌の健康を追及したい方へもおすすめ。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
さらさらとした感触で、すーっと地肌に溶け込んでいき、頭皮にも髪にもストレスなくケアできるのがうれしいですね。ドライヤー後もサラサラで重くなく、まとまりもよい感触がおすすめです。低刺激性シャンプーなので、頭皮トラブルがある方やが敏感な方に使っていただけますね。

頭皮環境を改善してフケ対策する方法

フケを改善するには、頭皮環境自体を改善する必要が考えられます。頭皮環境の改善には、シャンプー剤自体だけではなく、シャンプーの方法やシャンプー後のケアの方法も見直すことが大切です。

シャンプーの正しい方法を身につける

まずは、正しいシャンプーの方法を身につけましょう。正しい洗い方で毎日髪を洗うことで、洗浄力のマイルドなアミノ酸シャンプーでもしっかりと不要な皮脂や汚れを落とし、頭皮を健康に保ちやすくなります。

正しいシャンプーの手順は、以下のとおりです。

  1. ブラッシングする
  2. 38℃程度のぬるま湯で、髪の毛と頭皮を全体的に予洗いする
  3. シャンプー剤を手に取り、軽くこすり合わせて泡立てる
  4. 指の腹でマッサージするように、下から上へシャンプーをなじませる
  5. 38℃くらいのぬるま湯で2分ほどかけてしっかりとすすぐ

特に気をつけたいのが、ぬるま湯で洗うこと、シャンプーを泡立ててから頭皮になじませること、すすぎ残しのないようにしっかりと時間をかけてすすぐことです。

お湯の温度が高すぎると、必要以上に皮脂を取ってしまうため頭皮が乾燥しやすくなります。また、シャンプー剤を泡立てずにつけるのも、頭皮への刺激が強くなりがちです。

シャンプー剤をすすぐときは、シャンプー剤も余分な皮脂も残らないようにすることが大切です。シャワーヘッドの角度を変えたり、下を向いたりして、後頭部やうなぎ、耳の後ろなどの洗い残しやすい部位もしっかりすすぎましょう。

また、お風呂から上がったら、できるだけ早く髪の毛を乾かしましょう。湿った状態が長く続くと髪の毛や頭皮に雑菌が繁殖しやすく、いやなニオイや頭皮のかゆみの原因となります。

食生活の見直し

乾性フケも脂性フケも、原因のひとつとして食生活の乱れがあげられます。そのため、バランスのよい食生活を心がけることもフケ対策の1つと考えられます。

乾性フケが気になる場合、皮膚をすこやかに保つために必要となる良質なタンパク質やビタミンを意識してとるとよいでしょう。特に、細胞の再生を助ける働きのあるビタミンB2やタンパク質と脂質の代謝にかかわるビタミンB6を積極的にとるのがおすすめ。

レバーにはビタミンB2とB6がいずれも豊富に含まれています。また、ビタミンB2はうなぎや納豆に、ビタミンB6はまぐろやじゃがいもなどにも多く含まれます。

一方、脂性フケが気になる場合、甘いものや脂っぽいもの、ナッツ、辛いものなどは少し控えめにしてみましょう。また、亜鉛には皮脂の量をおさえる作用があるといわれています。亜鉛は牡蠣などに豊富に含まれています。また、脂質の代謝に関係するビタミンB6も積極的にとりましょう。

ストレスのケア

ストレスをため込むと、皮脂の分泌量が減少したり、反対に多くなったりします。また、ストレスはホルモンバランスの乱れや免疫力の低下などを引き起こし、さまざまな身体の不調を招く場合もあります。そのため、ストレスはできるだけ避け、ストレスをためこまないような習慣を心がけることが大切です。

ストレスを解消する習慣は人によってさまざまです。一般的には以下のようなことがストレス解消に効果的といわれていますが、その時々でも適した方法は異なるため、自分に合った方法を見つけたいものです。

  • 深呼吸
  • 軽い有酸素運動
  • 整理整頓
  • お風呂に入って身体を温める

また、寝る前にパソコンやスマートフォン、テレビなどの強い光を発するものを見ないことや、過激なダイエットや何かをガマンしすぎることも大切です。

セルフケアで改善しなければ病院を頼る

ここまで、フケに対するさまざまなセルフケア方法をご紹介してきました。しかし、フケや頭皮のかゆみの背後になんらかの病気が潜んでいる可能性も考えられます。

使用するシャンプー剤や洗い方を変えて、1,2週間してもフケが改善しない、もしくは悪化する場合には、早めに皮膚科を受診しましょう。

まとめ

気になるフケを改善したいとき、無添加シャンプーを選べばよいとは限りません。むしろ、無添加という記載や訴求にこだわりすぎず、配合されている界面活性剤の種類などを見て、適した洗浄力のシャンプーを使うことが大切です。

また、フケが気になるときには、シャンプー剤を変えて様子を見るとともに、髪の洗い方や洗った後のケア方法を見直すようにしましょう。いくら頭皮に合ったシャンプーを使っても、すすぎ残しがあったり、正しい使い方をせずに皮脂を十分に落とせなかったりすると、フケなどの頭皮トラブルを改善するのは困難です。そのため、正しい洗い方でシャンプーをすることも大事になります。

無添加と記載されたり訴求されていると、それだけでも肌によさそう、とイメージしてしまいがち。ですが、イメージだけに惑わされず、成分などに着目して総合的にシャンプーを選ぶようにしましょう。

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