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乾燥パサパサ髪に!ヘアオイルの選び方とおすすめの使用法

更新日:2018.07.24
公開日:2018.07.24
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この記事の監修者
Ema鍼灸マッサージ治療院 院長 江波恵

乾燥してパサパサの髪の毛をしっとりとまとめるヘアオイル。実は、そのほかにもヘアオイルに期待できる効果はさまざまで、髪の毛のダメージを予防するのにも役立ちます。ヘアオイルの選び方と使い方のおすすめをご紹介します。

パサついた乾燥ヘアにぬると、しっとりとつややかにまとめてくれるヘアオイル。実は、ヘアオイルに期待される効果は、乾燥した髪の毛を落ち着かせるだけではありません。

チェックすれば、きっと毎日のケアにヘアオイルをとり入れたくなるはず。ヘアオイルに期待される効果と選び方、おすすめの使い方をご紹介します。

髪の乾燥・パサつきが気になるときはヘアオイルでケアを

そもそも、ヘアオイルとはどのようなものなのでしょうか。

ヘアオイルとは、文字通り髪の毛につけるオイル(油)を主成分としたヘアケア製品のこと。髪の毛につやを与え、美しく見せることが主な目的のひとつです。古くから使われていたのは、椿油やゆず油などの植物から抽出するオイルですが、最近では植物油をさらに加工したオイルや、鉱物油を使用したヘアオイルもあります。

ヘアオイルには、髪の毛の表面をコーティングするので指通りをよくし、ドライヤーの熱や静電気、乾燥、髪の毛同士の摩擦によるダメージから髪を守る役割もあります。

エアコンの風やドライヤー、ヘアカラーやパーマによるダメージなど、現代の女性の髪は多くのダメージにさらされています。そのような髪の毛をいたわり、つややかな髪をキープするうえでヘアオイルは心強い味方になると考えられます。

ヘアオイルの効果やメリット

ヘアオイルは、髪の毛のダメージを未然に防ぐために使用するのが基本と言えます。髪の毛は一度ダメージを受けてしまうと、自己修復はできないためです。そのため、いかにダメージを受けないようにするかが美しい髪をキープする秘訣と言えます。

ヘアオイルには、乾燥や摩擦などによるダメージから髪を守るという効果が期待できます。

乾燥や摩擦、ドライヤーの熱、紫外線などによってダメージを受けると、髪の表面にあるキューティクルという細胞がはがれたりめくれたりします。すると、その隙間から髪の毛の内側にあるタンパク質や水分が流れ出し、髪の毛自体がスカスカにもろくなってしまうのです。もろくなった髪の毛は切れやすくなります。つまり、ヘアオイルは、切れ毛の予防ケアになると考えられます。

中には、オイルだけではなく髪の毛の補修成分が配合されているヘアオイルもあります。このようなものは、ダメージを内側から修復しつつ新たなダメージから守る効果も期待できます。

また、オイルで髪の表面をしっとりさせるため、髪の毛の広がりをおさえてまとめやすくする効果もあります。ワックスなどの整髪料を使うまえにヘアオイルをつけることで、つやをキープしながら動きを出して遊ばせるスタイルも作りやすくなります。

ヘアオイルは、乾燥しがちな現代の女性の髪にもとり入れたいアイテムと言えるでしょう。

ヘアオイルのおすすめの使い方

ヘアオイルは、1本持っていればさまざまなときに使えます。ここでは、ヘアオイルの使い方を3つご紹介します。

シャンプー後のアウトバストリートメントとして

お風呂から上がり、髪の毛を乾かす前はヘアオイルを使うおすすめのタイミングです。濡れた髪の毛にオイルをなじませてからドライヤーを使用することで、ドライヤーの熱から髪を守る効果が期待できます。

ヘアオイルをつけるときは、パッケージに記載された量より気持ち少な目から始めます。主成分が油なので、つけすぎるとベタついて、重たい印象になってしまうため、少量から始めて少しずつ調節したほうが理想のツヤをつくりやすくなります。

手のひらや指の間にヘアオイルをなじませ、手ぐしで髪の毛をとかすようにしてつけます。このとき、髪の毛の根元や頭皮にはつけないように気をつけてください。

ヘアオイルを使うときの注意点

ヘアオイルを使うとき、以下の点に注意が必要です。

  • 頭皮や生え際にはつけない
  • 大量につけない
  • 使用方法を守る

ヘアオイルは、大量につけると髪の毛がベタベタして重たくなり、周囲からも不潔に見えてしまいます。髪の毛に大量についたヘアオイルが頭皮や顔に付着し、ニキビなどの肌トラブルを引き起こす可能性も考えられます。

また、ヘアオイルを頭皮につけてしまうと、特に皮脂が多い方の場合はあっという間にギトギトの脂ぎった頭皮になってしまいます。脂っぽい頭皮は不潔な印象を与えるだけでなく、フケやかゆみといった頭皮トラブルにつながる可能性も想定できます。そのため、ヘアオイルは適量を守り、毛先を中心につけるようにしましょう。

また、ヘアオイルとコンディショナーを混ぜて使うという使い方をご紹介しましたが、中にはヘアオイルをお風呂場で使わないよう注意書きがあるヘアオイルもあります。また、ぬれた髪に使用すると記載されたオイルもあれば、乾いた髪に使用すると記載されたオイルもあります。

使用前には必ず説明書きをよく読み、メーカー指定の使用方法があれば、それを守るようにしましょう。

ヘアオイルの選び方

ヘアオイルを選ぶうえでチェックしたいのが、以下の3点です。

  • 配合成分
  • 質感
  • 香り

まずは、配合されている成分。ヘアオイルの中には、植物のオイルだけを使用しているものもあれば、複数の植物オイルと髪の毛のダメージを内側から修復する成分が混ぜられているものなど、さまざまなものがあります。中には、熱や紫外線から髪の毛を守る効果を打ち出しているものもあるため、自分がヘアオイルでとり入れたい効果が期待できる製品を選んでみるのもよいでしょう。

また、仕上がりも重要なチェックポイントの1つです。配合されているオイルの種類や成分によっては、仕上がりも軽め・重めと異なります。パサつきや乾燥がひどく、広がりやすい髪の場合は仕上がりがしっかりと落ち着くヘアオイルがおすすめです。反対に、髪の毛が細くてコシがない方や、そこまでパサつきが出ていない方であれば、サラッとした質感のヘアオイルがよいでしょう。

店頭にサンプルなどがあれば、そこで香りを試したりして好みのものを選ぶのもおすすめです。ヘアオイルは、ダメージを防ぐために基本的には毎日使用するものです。毎日のヘアケアにとり入れたら楽しそう、と思えるものを選びたいものですね。

まとめ

ヘアオイルは、髪の毛をダメージから守ってくれる心強い美髪の味方。ですが、使い方を間違えば頭皮などのトラブルを引き起こす可能性もあります。

毎日シャンプー後に使うものだからこそ、仕上がりの質感や香りが好みのものを選びたいもの。今回紹介したポイントを参考に、気になるヘアオイルをとり入れてみてくださいね。

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