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ヒト由来の乳酸菌・ロイテリ菌を使った口腔内ケアのためのブランド/オハヨー乳業

口腔内の菌バランスを整えるとされるロイテリ菌。この乳酸菌を使った「ロイテリ ヨーグルト」「ロイテリ お口のサプリメント」が発売されました。ブランドの特徴や想いを、オハヨーバイオテクノロジーズの木下真さん、坂本亜紀子さんに伺いました。

オハヨーバイオテクノロジーズ株式会社
専務取締役 木下真 さん
坂本亜紀子 さん

実はロイテリ菌は、メディカル分野で発見された!?

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「ロイテリ」というブランドが誕生した背景を教えてください。

木下:

当グループは終戦の翌年に創業しましたが、当時は平和であること、おいしいものを食べて健康にという考えが企業の理念でした。現在はグループ全体の規模も大きくなり、より健康のことを考え、どう社会に貢献していくかという部分に軸足を置いています。健康という分野において、自分たちが持っている経験や資産を使うとしたら、乳酸菌や発酵技術ではないかと考え、いろいろ模索しました。その中で出会ったのが、ロイテリ菌という乳酸菌だったのです。

乳業メーカーというのは、各社様々な種類の乳酸菌を多数持っています。そのほとんどが基本的にはおいしいヨーグルトを効率よく作るための乳酸菌。たまたまその働きものの乳酸菌が体によかったというケースがほとんどです。しかし、このロイテリ菌は、私たちの菌バンクにあったわけでなく、スウェーデンにあるバイオガイアという会社が世界中の乳酸菌の中から探してきた菌。彼らはヨーグルトを作るために探していたわけではなく、メディカル用途の乳酸菌を探していました。

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ですから、乳酸菌といってもヨーグルトを作るために見つけたものとは違い、そもそも生い立ちが違うのです。ロイテリ菌自体は何種類かありますが、メインで使っているのはペルー人の健康なお母さんの母乳から取ったものです。スウェーデンやデンマークの大学などと提携しながら研究が続けられ、我々がロイテリ菌に出合うより前から、彼らがエビデンスを確立していました。

ロイテリ菌についてもう少し教えてもらえますか?

木下:

ヒト由来の乳酸菌で、ほかの乳酸菌と異なり腸内環境だけでなく、口腔内の菌環境も良好にする、という点にあります。口の中にたくさん存在する様々な菌をコントロールする効果が期待される乳酸菌です。

社会全体で健康意識が高まっている中、口腔ケアというアプローチも必要ではないかと着目し、このロイテリ菌を用いた商品開発に取り組むことにしました。

ロイテリ菌のヨーグルトとタブレットを発売

このロイテリ菌を用いた商品について教えてください。

木下:

昨年9月にヨーグルトを発売し、今年2月にはトローチタイプのタブレットを発売しました。どちらも機能性表示食品なのですが、口腔ケアの分野における機能性表示食品はヨーグルトが日本初となります。ヨーグルトはまだ関東でしか販売しておりませんが、タブレットは全国のドラッグストアやオンラインストアでも販売しています。

ロイテリ菌は、ヨーロッパや北欧では知名度のある乳酸菌ですが、日本ではまだまだ知られていないので、菌の名前をそのまま使って「ロイテリ ヨーグルト」「ロイテリ お口のサプリメント」とネーミングしました。まず、この商品よりもロイテリ菌がどういう生い立ちでどういう菌かを理解してもらいたいと考えています。

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ロイテリ菌は優れた機能をもっていますが、ヨーグルトを作るための乳酸菌ではないので、ロイテリヨーグルトの開発は苦戦しました。発酵力が弱く、また嫌気性菌のため、通常の容器では必要なロイテリ菌の菌数を保持することができません。さらに、風味にも影響するため、ロイテリ菌はヨーグルトとしては難しい菌なのです。しかし、我々には長年蓄積した発酵技術があったので、おいしいヨーグルトに仕上げることができました。口腔ケアで機能性表示を取っているので、砂糖は一切使わず、乳の甘さを活かし、キシリトールを若干入れているだけで甘みのバランスを取っています。

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タブレットも砂糖は一切使っていません。口の中全体にいきわたるよう、噛まずに舐めてもらいたく、トローチタイプにしています。なぜなら、ロイテリ菌は空気を嫌がる菌で、空気から逃げようとします。そして、逃げる場所は歯周ポケットの中。つまり、口腔ケアにつながるというわけなのです。1日1粒を目安に、寝る前に舐めるのがおすすめです。そして、継続することで、菌が口の中に定着するのです。味も毎日続けやすいナチュラルミント味にしています。

想定されているターゲットユーザーは?

坂本:

タブレットは40代以上ですね。実際の購買者層も40代以上がメインです。男女比は7:3で女性が多く、オンラインストアでは複数個購入する人が増えています。おそらく、自分が使ってみてよかったから、次は夫や両親などにあげようと思ってくださるようです。ヨーグルトは30代以上くらいでやはり女性が多いですね。

ロイテリ菌を知ってもらい、口腔ケアに活かしてもらいたい

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認知してもらうために、どのようなメディアを活用されていますか?

坂本:

口腔内の乳酸菌というのが珍しいせいか、各媒体で興味を持っていただき、記事にしていただいています。先日も朝の情報番組で取り上げていただいた際、問い合わせが殺到し、相当な反響がありました。流行り廃りではなく、じっくりとロイテリ菌について知ってもらい、しっかり定着させていきたいと思っていますので、各媒体からお声がけいただけるのはありがたいです。

木下:

このほか、医療従事者の方たちとのつながりもあり、歯科領域の医師や高齢者医療に携わっている医師らも、この菌を活用することでQOLが上がるのではないかと話しています。

実際の消費者の皆さんの課題と菌をリンクさせていかなければと感じています。エビデンスも大事ですが、健康に関するさまざまな課題とうまくリンクさせ、イメージしやすい形で情報提供していかなければならないと思っています。また、歯磨きや歯ブラシのメーカーとも口腔ケアという共通目的で、パートナーとして一緒にいろいろやっていければいいなと考えています。

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ブランド情報

「ロイテリヨーグルト」「ロイテリ お口のサプリメント」

日本初の口腔内に関する機能性表示食品「ロイテリヨーグルト」は2017年9月に、チュアブルタイプのサプリメントは2018年2月に発売しました。ヒト由来の乳酸菌「ロイテリ菌」は、ロイテリンという抗菌物質をつくり、悪玉菌を抑制し、善玉菌の増殖を促し、体内の菌環境をバランスよく整えてくれます。口腔内の環境を整えることは、全身の健康にも好影響。ロイテリ菌によるバクテリアセラピーで、皆様の健康をサポートしてまいります。

ロイテリ公式サイト

https://ohayo-reuteri.com/

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