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知るだけで年齢ケアは変わる!エイジングケアを意識したコラーゲン活用術

更新日:2019/02/28 公開日:2019/02/28

水をのんでいる女性

年齢を重ねるとともに増える、肌の乾燥やシワ、たるみなどのエイジングサイン。対策について調べていると、よく見かけるのが美容成分のコラーゲンです。ピンっと張った若々しい肌を目指すうえで欠かせない成分ですが、だからといって、むやみにコラーゲンをとり入れようとするのはちょっと違います。

私たちがコラーゲンをとり入れる方法は、大きく分けると食べ物から摂取する方法と化粧品で肌に塗る方法の2つ。しかし「食べる」と「塗る」では、それぞれ期待できる効果は異なります。この違いを理解して、上手にコラーゲンを活用することが、エイジングケアにおける重要なポイントです。

コラーゲンが美容成分として注目されるのはなぜ?

人差し指でポイントを表現している女性

コラーゲンが美容に良い成分として活躍する理由は、もともと私たちの肌にコラーゲンが存在していることにあります。コラーゲンがあるのは、肌の表面である角層の奥にある「真皮層」という部分。この真皮層のコラーゲンは、年齢を重ねると誰もが悩むエイジングトラブルに大きく関係します。

真皮層のコラーゲン減少が「たるみ」を引き起こす

肌の断面図

真皮層では、コラーゲンをはじめとする水性成分が編み目のような線維状にはりめぐり、肌を内側からふっくらと押し上げる役割を果たしています。しかし、真皮層のコラーゲンが減少すると、皮膚の表面が重力に逆らえず「たるみ」となって肌に現れます。

コラーゲンの減少が美容トラブルになることから「美容のためにコラーゲンをとろう!」というイメージが定着しています。しかし、コラーゲンをとろうとして、化粧品やサプリメントをむやみに活用するのは注意。コラーゲンは活用方法によって、期待できる効果に違いがあるのです。

飲む?塗る?用途で変わるコラーゲンの作用

カプセルと顆粒のコラーゲン

コラーゲンを体に与えるという意味では同じですが、「食べる・飲む」と「塗る」では目的と期待できる効果は全く違います。

「食べる・飲む」コラーゲンは内側からのハリを支える

食事やサプリメントで飲む経口摂取は、「栄養素」として体に吸収されます。腸で吸収する際、コラーゲンは「アミノ酸」に分解されてから、体を作るための栄養として全身にめぐります。アミノ酸は、肌を内側から支える真皮層の成分を作り出す原料。しかし、腸で吸収したアミノ酸のすべてが肌に使われるわけではなく、身体のいろいろなところで活用されます。

ここで注意したいのは、「肌のハリをアップさせたい!」という思いから、コラーゲンを含む食事やサプリメントを大量に摂取することです。コラーゲンが含まれる食材は、豚足や鶏皮、豚バラ肉、フカヒレなど脂肪分が多く高カロリーです。そのため、コラーゲンを摂るのと同時に、カロリーの過剰摂取にもつながるリスクがあります。

また、個人差はありますが、大量の油分(脂肪分)はご飯や麺類など糖質の摂取を誘引するので、結果として栄養バランスが崩れしまいます。食事からコラーゲンを摂取する際は、油分のとりすぎにならないように気をつけましょう。また、コラーゲンドリンクや粉末などのサプリメントであれば、製品に記載されている摂取量を守ればその心配はありません。

「塗る」コラーゲンは肌表面のうるおいを守る

化粧水やクリームなど、化粧品にもコラーゲン配合のものがたくさんありますよね。化粧品成分としてのコラーゲンに期待できるのは、肌の表面にあたる角層にうるおいを与えること。これは、コラーゲンが多くの水分を含む特性があるため、角層に水分を与える保湿成分として広く活用されています。

しかし、化粧品成分として肌に塗るコラーゲンが角層を越えて真皮層に到達し、真皮層のコラーゲンを補うまでの役割は期待できません。その理由は、肌に塗る化粧品は角層より奥には浸透しないためです。

たるみにかかわるコラーゲンにアプローチするには

両頬に手をあてて微笑んでいる女性

真皮層のコラーゲンを守り、たるみを防ぐためにも、日常生活の中で4つのポイントを意識しましょう。

日中は紫外線対策を行う

紫外線は、たるみやシミなど、さまざまなエイジングサインの発生に関わります。これは光老化ともいわれ、若々しい見た目の肌を目指すうえで紫外線対策が欠かせません。日差しが強い日の外出、海や山などのレジャーに行くときに紫外線対策を行う人は多いでしょうが、日差しが弱い日や秋冬シーズンでは対策を怠るなど油断しがちです。季節によって紫外線量は変わりますが、1年中降り注いでいるので、日中に外出するときは季節に関係なく紫外線対策を意識しましょう。

日ごろから肌の保湿をしっかりと

うるおいの満ちた角層は、アレルゲン物質や細菌などの外部刺激から守るバリア機能を発揮します。しかし、肌が乾燥するとバリア機能が弱まるため、外部の刺激を受けて敏感に反応したり、肌荒れを起こしやすい状態になります。また、外部からの刺激は真皮層にも負担を与えます。

このように普段から肌のうるおいを保つことは、真皮層のダメージを防ぐことにもつながります。スキンケア化粧品を選ぶときには、たっぷりの水分を含むコラーゲンだけでなく、角層で保湿機能として働くセラミドを配合した化粧品を選ぶのもポイントです。

栄養をとってしっかり届ける

真皮層のコラーゲンは常に新しいものが作られ、生まれ変わっています。そのため、コラーゲンの材料となる栄養が肌の細胞に届かなければ新しいコラーゲンが作られず、コラーゲン量の減少と肌の衰えにつながります。また、コラーゲンはビタミンCと一緒に補うのもポイント。ビタミンCにはコラーゲンの生成を促す作用があるため、あわせて摂るのがおすすめ。

適度な運動や体を冷やさない習慣

摂取した栄養を肌の細胞に届けるには、身体の血液が隅々までめぐっているのが望ましい状態。手足が冷えたり、むくんだりすることが多い人は血行不良が考えられます。お風呂や足湯で身体を温めたり、ウォーキングなどの有酸素運動をとり入れるなど、血行改善を意識しましょう。

エイジングケアで活用したいのは化粧品成分

鏡をみて嬉しそうな女性

コラーゲンには、口から摂取するタイプのものと化粧品の成分として活用するものがあり、それぞれ期待される働きが違うことを解説しました。コラーゲンを食べ物で摂取する際は、一度アミノ酸に分解されてから吸収されるので、肉や魚などのタンパク質を食べることを意識すれば問題ありません。

一方、化粧品に配合されるコラーゲンは高い保湿効果が期待できるため、エイジングケアに欠かせない毎日の保湿ケアにぴったりです。肌の乾燥が気になる方は、積極的にコラーゲン配合の化粧品を選んでみましょう。

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