もっちりハリ肌で印象アップ！大人の保湿ケアは浸透力が決め手

たくさんの人が集まるホームパーティや会社の飲み会。撮った写真を共有し合うのも、楽しみの一つですよね。でも気づかぬうちに撮られた無防備な自分を見て、年齢を感じたことはありませんか?

「まだ30代前半だし、シミもシワもないのに…」という人は、ハリ不足を疑ってみましょう。早めにエイジングケアをスタートすれば、いきいきした美肌を保てるはずですよ。ハリがもたらす肌印象とスキンケアのコツを紹介します。

まだ大丈夫！30代前半のハリ不足は保湿で対策

ひとくくりに「ハリ不足」といいますが、主に2つの原因があります。一つは角層の乾燥。もう一つは真皮の衰えによるものです。私たちの肌は上から順に表皮、真皮、皮下組織の3層構造。表皮のいちばん外側にあるのが、わずか0.02ミリほどの角層です。

角層の乾燥によるハリ不足

角層は外部の刺激から肌を守る、バリアの役割を担う層。うるおいのある肌は、角層にたっぷり水分を含んでいます。そのためキメの一つ一つがふっくらとして、顔全体にモチッとしたハリが感じられます。

一方で水分が少ない乾燥した角層は、水風船が少ししぼんだような状態。キメが乱れて凸凹ができるので、光がきれいに反射せず、ツヤ感も失われがちです。またうるおいのある肌に比べて、紫外線が侵入しやすくなります。

真皮の衰えによるハリ不足

真皮は表皮を内側から支える土台。真皮を構成するコラーゲンが減少したり、ダメージを受けたりすると、重力に負けて表皮が下がってしまいます。フェイスラインや口元など、顔の下半分の「たるみ」につながっていきます。

加齢が原因と思われがちですが、最大の原因は紫外線。年齢よりも「どれだけ紫外線を防いだか」で大きな差がつきます。

そうはいっても「まったく紫外線対策をしていない」なんて人は少ないはず。ほとんどのメイク下地やファンデーションにUVカット効果がありますよね。今までさんざん紫外線を浴びてきたという人以外は、角層の乾燥によるハリ不足の影響が大。毎日の保湿ケアでうるおいを閉じ込めれば、すぐにいい変化が感じられるはずですよ。

年齢に合った保湿ケアの鍵は浸透力

「化粧水と乳液でちゃんと保湿してるのに、美容液やクリームを足さないとダメなの？」と考えると少し迷ってしまいますよね。まずは化粧水と乳液を、今の年齢に合ったものに変えてみましょう。

選ぶポイントは保湿力。年齢とともにターンオーバー（表皮の細胞が生まれ変わるサイクル）が少しずつ遅くなり、肌本来の保湿物質がつくられにくくなるためです。

保湿力というと保湿成分に目が向きがちですが、浸透力も重要。約20層からなる角層の深部まで浸透することで、うるおいをたっぷり・長く保持することができます。バリア機能がきちんと働いて、紫外線の影響も受けにくくなりますよ。

浸透技術に定評があるのは、カプセル研究のパイオニア・コーセー。新開発の浸透技術を応用したスキンケアブランド「ルシェリ」に注目です。