季節の変わり目に肌が荒れる？大人の秋のゆらぎ肌対策

「30代になってから肌が季節の変化に弱くなった…」「秋や春の花粉の時期は、肌が荒れやすい…」そんな大人のゆらぎ肌。「一時的なことだから」と、やりすごしている人がいるのではないでしょうか。

でも秋は新しい洋服やメイクにトライしたくなるシーズン。コンディションのいい肌で臨みたいですよね。肌をいたわるお手入れを早めにスタートして、深まる秋の乾燥に備えておきましょう。

肌荒れの原因のひとつはターンオーバーの乱れ

気温や湿度などの環境の変化は、ターンオーバーの乱れを招き、肌荒れやトラブルの原因に。

季節の変わり目の肌荒れには、ターンオーバーの乱れが関わっています。気温や湿度などの環境の変化、人事異動などによる人間関係の変化は、体と心にストレスを与えがち。ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、ターンオーバーが速くなることがあります。

ターンオーバーとは肌が生まれ変わるサイクルのこと。肌の奥（基底層）で生まれた細胞は、徐々に押し上げられながらうるおいをつくり、肌表面でバリアとなる角層を形成。やがてアカとなってはがれ落ちます。

ターンオーバーが速くなると、うるおいが十分につくられないまま未熟な角層に。バリア機能が働かず、花粉やちり・ほこり、紫外線などの外部刺激を受けやすくなります。また肌内部の水分が逃げやすくなり、肌荒れしたり乾燥を感じたりするのです。

年齢にともなう肌変化も影響

でも「なぜ30代になってから？」と思う人もいますよね。肌のうるおいを生み出す力や皮脂の分泌量は、年齢とともに低下。そのため今までと同じ保湿ケアでは、十分にうるおいをキープできていない可能性が考えられます。

クリームでうるおい密封＆外部刺激をはね返す！

肌荒れを防ぐには、ぐっすり眠ってターンオーバーを整えることが第一。寝る直前の食事やスマホなどは、眠りが浅くなりやすいので注意してくださいね。

スキンケアでは低下したバリア機能を補って、肌荒れを防ぎましょう。おすすめは化粧水と乳液の後にクリームをプラスすること。乳液よりも油分を多く含むクリームは、肌にピタッと密着して外部刺激から守ってくれます。

また肌の表面をなめらかに整えて、つややかさとハリもアップ。年齢とともに印象がダウンしやすい、目元や口元のケアにもおすすめです。