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メラノショット

更新日:2020/03/17 公開日:2020/02/26

濃くなるシミは2方向から攻略!より速く・より確かな美白ケア最前線

シミを気にする女性のイメージ

30代のなかばを過ぎたころから、少しずつ現れ始めた小さなシミ。美白ケア*1を始めようかと思いつつ、「いざとなったら美容医療があるし…」と先送りしたくなるものですよね。でも一度シミができた肌の奥では、メラノサイトの活性化が続いている可能性があります。

それを裏付けたのが、コーセーが行ったシミ部位の3D解析。濃いシミや消えにくいシミをつくらせない、美白ケアの最前線を紹介します。

*1 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ

シミのもとはメラニンじゃなくメラノソーム

メラノサイトでメラニンが過剰につくられるとシミになる――ということは、よく知られていますよね。メラニンはメラノサイト内にある「メラノソーム」という袋の中で、酵素チロシナーゼによってつくられます。

メラノソームが黒色化していくイメージ図

メラノソームはもともと無色で、メラニンが貯まっていくにつれて黒色化。メラニンがいっぱいに詰まった真っ黒なメラノソーム(Ⅳ型メラノソーム)になって初めて、メラノサイトから表皮細胞へと受け渡されます。

従来の美白ケアは、美白有効成分でメラニンの過剰生成を抑えるアプローチが主流。でも実際に「シミのもと」になるのは、メラニンではなく「Ⅳ型メラノソーム」です。

そこでコーセーは日本で初めて、今までヴェールに包まれていた「Ⅳ型メラノソームの受け渡し」を3Dで可視化しました。

メラノサイトが手足を伸ばしてシミのもとを注入

3D解析によってシミの奥では、メラノサイトが表皮細胞をはがいじめ状態にしていることが明らかに。樹状突起が手足を大きく伸ばすようにして、Ⅳ型メラノソームを全方位へ効率よく送り続けていたのです。

コーセーがとらえたシミの3D画像

この事実に着目したコーセーの美白ケアは、より速く、より確かな手ごたえへとパワーアップ。進化のポイントは、

  • シミのもと(Ⅳ型メラノソーム)の生成を抑える
  • メラノサイトを鎮静化して、シミのもとの流れを断つ

2方向からのアプローチです。

1.シミのもとを無色化してシミを根本解決

コウジ酸イメージ

未成熟なメラノソーム(Ⅰ~Ⅲ型メラノソーム)は、メラノサイトの中に存在。表皮細胞に受け渡されないので、シミにはなりません。コーセーの美白は、ほぼ無色のメラノソーム*2の割合を増やして、シミのもとを無色化*3します。

美白の柱!コウジ酸がチロシナーゼを封じ込める

30年以上支持され続ける美白有効成分コウジ酸は、メラニンをつくる酵素チロシナーゼの活性を抑制。Ⅰ~Ⅳ型メラノソームへと成熟していくすべての過程に働きかけて、黒いⅣ型メラノソームをつくらせません

さらに2つの美容成分がコウジ酸の働きをサポート。

  • 和漢植物由来の成分が、チロシナーゼをメラノソームに入れさせない
  • 新配合した抗酸化成分が、チロシナーゼの量を減らす

これらがタッグを組んで無色化力を高めて、シミの根本解決を目指します。そして従来の常識を覆す新しいアプローチが、メラノサイトの鎮静化。シミを3D解析した、コーセーだからこそたどり着けた答えです。

*2 Ⅰ型メラノソームとⅡ型メラノソーム
*3 メラニンのかたまりを黒色化させないこと。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。

2.メラノサイトを鎮静化してメラニンルートを遮断

カリンイメージ

コーセーは活性化したメラノサイトを人工的につくり、さまざまな成分を添加して観察。ある植物成分がメラノサイトの伸びた樹状突起を縮め、本数自体も減少させることを証明しました。これによりメラノサイトが鎮静化。はがいじめ状態を抑え込み、Ⅳ型メラノソームの受け渡しルートを遮断します。

50年以上続く美白研究によって開かれた、濃くなるシミに悩まない未来。進化したコーセーの美白ケアをチェックしてみませんか?

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