自分の肌質がわからない問題
更新日:2017/10/13
この記事の著者
スキンケア大学編集部
突然ですが、自分の肌質ってわかりますか?雑誌とかネットのページを見ていると「乾燥肌」や「脂性肌」がどうこうの…と話がくり広げられることがありますよね。たとえば、いくつかのQ&AをYES・NOで進んでいくと「あなたは乾燥肌です!」みたいなやつ。数年前は、この手の話いまいちピンとこないんです。
肌が乾燥することはあるけど、すごく乾燥するかというと、そんなことはない。おでこや鼻はアブラっぽいと感じるから、本当は脂性肌かも…でも、どのレベルで皮脂が出ると脂性肌なのか…なんてことを考えていくうちにわからなくなってくる。
そしてたまに見かける「普通肌」という言葉。これはもう「普通ってなんだよ!」と、ツッコミを入れてしまう人はたくさんいるはず。いわゆる乾燥肌や脂性肌などに属さないタイプなんだろうけど、だからといって肌トラブルがないわけでもないので、安心してと言われても納得しづらいところがある。
さらによく出てくる肌質といえば「敏感肌」。これ、スキンケア大学をやってから教えてもらって衝撃だったのが「敏感肌は肌質ではない」ということ。敏感になっているかどうか、その度合いは肌質とは関係ない別のものなんです。乾燥肌、脂性肌、混合肌、普通肌、どの肌質であっても、化粧品で肌がピリピリしたり、何かの刺激を受けて敏感に反応してしまうことがあるんです。たとえば、疲れていたり弱ってるときなんかに肌がカサカサしたり、ニキビができたりするのは、いわゆる敏感な状態になっていると言えるわけです。肌って思ったよりも複雑!
そんなわけで、肌質は部位や時期、体の状態によってさまざまに変化するものだと思うようにしてます。自分の肌をもっと良くしたり、肌トラブルに対応するにしても、ざっくりと分けられた肌質でスキンケアを考えても、あてはまらない可能性が出てきそう。だから、肌の部位や状態をしっかり捉えて、それに合わせたケアをして行くべきなんだなって思います。
編集部・マツ
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