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オルビスの考え方を体現する「オルビスユー」の商品開発とは?

更新日:2020/04/10

「自分らしく前向きに生きる女性を応援し、自然体でいることの美しさを後押しする」という考え方のもと、オルビスでは商品開発をしています。同社の考え方を体現する象徴スキンケア「オルビスユー」のブランド特性を、執行役員の西野さんに語っていただきました。

自然体でいることの美しさを追求!それが「オルビスユー」

オルビスユーのローションを手にほほ笑む、オルビスの西野さんの画像

オルビス株式会社
執行役員 西野 英美 さん

御社の社名が入っている「オルビスユー」は、どのような特徴を持ったブランドなのでしょうか?

西野:

「オルビスユー」はブランド名からもわかるように、私たちの会社の象徴スキンケアであるのはもちろん、オルビスの考え方を一番わかりやすく体現しているブランドでもあります。

オルビスでは「ここちを美しく。」というブランドメッセージを掲げており、このメッセージには「自分らしく前向きに生きる女性を応援していきたい」という想いが込められています。

応援というと多くの方は「がんばれ」などのフレーズをイメージするかと思いますが、私たちの応援は「がんばって」というスタイルではありません。

「がんばる」という言葉の意味をひも解くと、忍耐や努力という意味が含まれています。それに対して「すべての女性はもう十分にがんばっている」というのが私たちの考え方です。そんな女性たちに「心が軽くなる瞬間や癒される体験を、ブランドを通じて提供していきたい」と思っています。

また「自分らしくいること」は「自然体でいることの美しさを追求し、その人が持っている肌本来の力を引き出していく」とオルビスでは考えています。

今でこそ「肌本来の力を引き出していくこと」は多くの会社が主張されていますが、私たちは30年以上も前の創業当初から、この考え方に基づいて研究を重ね、商品を開発してきました。

「肌本来の力を信じ、不要なものには頼らない」というスタイルを長期的に続けた結果「オルビスユー」は、私たちの理念や考え方の集大成とも言えるブランドに成長したのです。

お客さまの声をヒントに研究をスタート!

オルビスユーの商品開発について語る西野さんの画像

具体的に、どのように商品づくりを行っているのですか?

西野:

商品の開発やリニューアルは、すべてリアルな声を大切にしています。2018年に行った「オルビスユー」のリニューアルも、お客さまの声がヒントになりました。「ダイエットをしていないのに、肌の調子が悪いとき『痩せた?』と言われることがある」という何気ない一言がきっかけです。

社内でそのことを話してみると、女性社員の多くが共感しました。そこから「顔だけ痩せてみえるのは、肌がしぼんでいるからではないか」という仮説を立てて、肌のメカニズムを研究しました。

例えば冷却シートなどに使われる吸水ポリマーは、水を目一杯含んでいるとポリマーが数十倍に膨れ上がり、ぷるぷるした弾力のある状態になります。しかし水を吸っていない状態だと、ポリマーはしぼんだままです。肌でも同様のことが起きていると考え、肌*を行き来する水のめぐりに着目しました。

この「水のめぐり」という、肌が本来持っている力にフォーカスを当てて研究を重ね、商品の開発を進めていきました。

*角質層まで

お客さま目線でものづくりの感性を磨く!

お客さま目線でのものづくりについて語る、西野さんの画像

お客さま目線を大切にして商品の開発を行われているのですね。

西野:

そうですね。お客さまの目線で考えることは、どんなときでも大切にしています。例えば、お客さまとコミュニケーションを取っていくなかでわかったのですが、「スキンケアは歯磨きと同じような日常動作」と考えている方が少なくなかったのです。

スキンケアを「毎日行う日常の習慣」と考えて、続けていただいているのはうれしいことです。その反面、「心が軽くなる瞬間や癒される体験を提供していきたい」という想いでものづくりを行っている私たちにとっては「まだ出来ることがある!」という気持ちが駆り立てられた瞬間でした。

このことから、テクスチャーにもこだわって「オルビスユー」のリニューアル商品を開発しました。「ベタつくのは嫌だけど、しっかりと保湿できる商品がほしい」というお客さまの声に応えて、手に取ったときはとろみがありながら、肌に伸ばすとパシャっと弾けるみずみずしさがある「とろぱしゃテクスチャー」のローションをつくりだしていきました。

不安や不満を取り除くだけでなく、様々な声を取り入れながら、私たちがお客さまと同じ目線になって感度を高めていくことを心がけています。

保湿液の「オルビスユー モイスチャー」のテクスチャーづくりにおいても、お客さまの目線で感性を磨き、日常生活のさまざまな場面にアンテナを張ってテクスチャーを検討しました。

開発担当の社員がチーズケーキの食べ比べを行ったときに、スフレの食感が思い描いていた理想の触感だと思いつき、スフレジェリームースのような新触感のテクスチャーをつくりだしたのも一例です。

世の中の感受性を高めていくブランドに!

オルビスユー商品画像

今後も「自分らしく前向きに生きる女性を応援し、自然体でいることの美しさを後押しする」という考え方を変えずにブランドを展開されていくのですか?

西野:

そうですね。「自分らしく前向きに生きる女性を応援し、自然体でいることの美しさを後押しする」指針と、「お客さま目線」の姿勢は、今後も変わることなく続けていきたいと思っています。

そのためには、お客さまとコミュニケーションを取り続けていき、私たち自身も一人ひとりが感性を高めていかなければならないと考えています。

開発のヒントは、身近なところにたくさん落ちています。そうしたものづくりのキーとなる発想やアイデアをしっかりと拾い上げていくことで、新しい価値観やライフスタイルを生み出していけるブランドになっていきたいですね。

ブランド情報

オルビスユーは2014年にブランドの象徴スキンケアとして誕生。2018年のリニューアルでは、肌*の中の水をめぐらせる力が低下することで肌がしぼんだ印象になり、ハリの低下やくすみ、乾燥などのエイジング悩みがあらわれてしまうと考え、「肌*の中をめぐる水」に着目。

肌*にうるおいがめぐり、満たされることで、"肌本来の力"を存分に活かした内側から明るくおし返すようなみずみずしい肌へと導きます。

*角質層まで

https://www.orbis.co.jp/brand/orbis_u/

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