女性のニーズにこだわったカゴメ「野菜生活 SOY+」の魅力とは?
更新日:2020/05/29
「野菜生活100」ブランドを展開するカゴメ株式会社では、女性のライフスタイルを応援する新商品「野菜生活 SOY+」を2020年2月に発売しました。商品企画を担当した深尾さんと土岐さんに、「野菜生活 SOY+」の開発背景や商品へのこだわりについてお話を伺いました。
女性のライフスタイルを応援する商品を開発
カゴメ株式会社
マーケティング本部 飲料企画部 商品企画IIグループ 主任 深尾 匡憲 さん(右)
マーケティング本部 飲料企画部 商品企画Ⅱグループ 主任 土岐 晃彦 さん(左)
「野菜生活100」から2020年2月に「野菜生活 SOY+」をリリースされていますが、どのような背景から生まれた商品なのですか?
深尾:
「野菜生活 SOY+」は、「女性のライフスタイルを応援する飲料をつくりたい」という想いから生まれた商品になります。「野菜生活100」はもともと「野菜をおいしく、もっと手軽に摂っていただきたい」という想いから誕生したブランドです。
「野菜をもっと摂りたい」と考えている大人から野菜が苦手な子供まで、「誰もがおいしく飲める野菜飲料」をコンセプトに、時代の変化に合わせて多様なお客さまのニーズに対応した商品を開発してきました。
土岐:
こうした過程において、今回私たちは30代から40代の女性のニーズに着目しました。
近年ではトレーニングやジムに通う女性が多くなり、「体づくりのためにタンパク質を摂りたい」といったニーズも増えてきています。さらに、お客さまの声に耳を傾けていく際に、タンパク質のなかでも植物性のタンパク質を好まれる女性が多いことがわかってきました。
植物性の栄養をおいしく手軽に摂っていただける商品を開発していくことは、「野菜生活100」の得意としている領域です。そんなブランドの特性を生かして、日ごろから体づくりを意識した食生活を送りたいという女性のニーズにこたえるためにつくった商品が、「野菜生活 SOY+」になります。
おいしく、手軽に飲める商品をつくりだす!
実際に、商品開発を進めていくうえでこだわったことはありましたか?
深尾:
「野菜生活 SOY+」は、既存の「野菜生活100」ブランドとは異なって豆乳ユーザーを強く意識した商品です。しかし女性のなかには、豆乳が苦手な方もいらっしゃいます。そうした方に対して、「野菜生活100」ブランドで培ってきた技術を活用して、おいしくすっきり飲むことができる豆乳入りの野菜飲料をつくりあげていきました。
最初に行ったのが、「豆乳が好きな方の不満点は何か」と「普段飲まない方はなぜ飲まないのか」というお客さまの声を拾いあげていくことでした。
普段飲まない方からは、苦手な点として「粉っぽさ」や「大豆特有のにおいが」が多くあげられました。豆乳が好きな方は、「豆のコクが失われたもの」「甘すぎる味つけをしたもの」が苦手であることがわかってきました。
私たちが目指したのは、豆乳好きな方と苦手な方の両方に「おいしい」と感じてもらえる商品です。そこで、飲んだときにまろやかな豆乳の味を感じられ、そのあとにフルーティな味わいが加わっていく味づくりをコンセプトとしました。
まろやかな豆乳の味を引き出すため、原料選びにこだわり、青臭さのない大豆を使用しています。また、おからまで丸ごと搾り出した大豆原料を使用することで味にコクを出していきました。(うす皮は取り除いています。)
土岐:
甘すぎずフルーティで飲みやすい味わいをつくりだすために、「野菜生活100」ブランドのノウハウを活かし、ブレンド技術と独自の製法を駆使しながら商品を開発しています。
砂糖・甘味料を使用せず、ブレンドする野菜と果実の種類、配合割合の調整を重ねながら、理想の味わいをつくりだしました。
さらに味の調整を重ねながら、試作品に対する味覚調査を実施しています。高い調査基準を設け、それをクリアしていくことで、豆乳が好きな方にも苦手な方にも「飲みやすい」「おいしい」と言っていただける商品を提供しています。
さまざまな生活のシーンをサポート!
そのほかにも、こだわったことはありますか?
深尾:
今回「野菜生活 SOY+」シリーズとして、「野菜生活 SOY+ まろやかプレーン」と「野菜生活 SOY+ ベリー・プルーンMix」を発売しています。
「まろやかプレーン」は、ほんのりリンゴのフルーティな味わいで、「ベリー・プルーンMix」はベリーとプルーンの華やかな味わいを楽しんでいただけます。いずれも1本で1/2食分の野菜(60g分)(※)を使用しており、コレステロール0、砂糖・甘味料無添加です。
それぞれに女性が摂りたいと考えている栄養が摂れます。「まろやかプレーン」は食物繊維がたっぷり摂れ、「ベリー・プルーンMix」は鉄分と食物繊維を手軽にしっかり摂れる商品です。
※厚生労働省推進・健康日本21の目標値(1日350g)の約1/6である野菜60g分。土岐:
生活のさまざまなシーンで使っていただけるよう、キャップ付きの容器を採用しています。オフィスでも気軽に飲んでもらえる工夫をはじめ、トレーニングの合間や外出先など、多様なシーンへのなじみやすさを考えながら商品を開発しました。
女性の体づくりを後押しする商品に!
今後は「野菜生活 SOY+」を、どのような商品に育てていきたいと考えていますか?
深尾:
先ほども申し上げたように「野菜生活 SOY+」は、女性の体づくりをサポートしたいという想いから誕生した商品です。
野菜や大豆由来の栄養をおいしくバランス良く摂れる商品として、より多くの方に飲んでいただけるように育成していきたいと考えています。
土岐:
「野菜生活 SOY+」としては、お客さまに「女性の体づくりを応援する飲料」として、真っ先に思い浮かべてもらえる商品に育てあげたいと考えています。
実際に、2月に発売してから、女性の方を中心に大変ご好評いただいていて、バランス良く栄養が摂れる点やフルーティで飲みやすい味わい、柔らかくスタイリッシュなパッケージなどが支持されています。
まだ飲んでいらっしゃらない方、豆乳に苦手意識を持たれている方に、ぜひ一度、試してもらえたらうれしいですね。
ブランド情報
「野菜生活 Soy+」は、"野菜生活100"ブランドの新シリーズとして2020年2月に誕生しました。
忙しい中でも体づくりをしたい女性を応援する飲料で、野菜や大豆由来の栄養がおいしくバランス良く摂れる商品です。
キャップ付きの容器なので、持ち運びにも便利で、様々なシーンでお楽しみいただけます。
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