秋こそ大事!むくみを解消する食べ物
この記事の監修者
管理栄養士
北川みゆき
夏の間はたくさん汗をかくため、不足しがちな水分補給や体を冷やす食べ物を積極的に摂ってきた方も多かったのではないでしょうか?冷たい食べ物の摂りすぎや、冷房のきく場所に長時間いたという方は、慢性的な血行不良によって老廃物の排泄機能が衰えているかもしれません。
もしかすると、知らないうちに「むくみ体質」になっているかも…。
むくみには早めの対処を
たっぷりと水分を摂った翌日に、いつもより顔やまぶたが腫れぼったく感じる、何となく体全体が重く感じる、夕方になると朝よりも脚が太くなっている…そんな症状がある方は要注意!いまのうちにしっかりとむくみを解消しておかないと、秋から冬にかけて脂肪を溜め込みやすくなるため、むくみを解消する食べ物を積極的に取り入れ、しっかりと対策していきましょう。
ごぼうがむくみに効く理由
秋に採れる食材にはむくみを解消する食べ物が沢山あります。
その中でも注目したいのがごぼうです。ごぼうには、体の中に溜まった不必要な水分の排泄を促すイヌリンという成分や、利尿作用のあるカリウムも豊富に含まれています。さらに、むくみにつながりやすい冷え性を改善する作用のあるサポニンという成分も含まれているので、むくみやすい方にオススメです!
お酢はむくみ解消に最適
お酢はアルカリ性のため、摂取すると体内を弱アルカリ性に保つ働きがあります。お酢は水分の代謝にも関与しており、腎臓は体が弱アルカリ性のときによく働くためむくみを解消してくれます。1日に大さじ1~2を目安に摂取しましょう。水や果汁100%のジュースで割ったり、煮ものやススープに入れたり、揚げものや焼き魚などにかけたりと色々な調理方法でお酢を活用しましょう。
むくみを解消する秋の食材
ほかにも、むくみを解消する秋の食材には、ブロッコリー、しいたけ、納豆、れんこん、さといもなどが水分の代謝をよい状態に保ち、むくみを予防する働きのあるビタミンB群を多く含んでいます。
また、しいたけ、さといも、れんこんには利尿作用があり、むくみの改善によいとされるカリウムも含まれておりオススメです。
冬になると気温が下がることにより、ますます血行が悪くなるため、むくみも起こりやすくなります。ですから秋のうちからむくみの解消に向けて対策していくことをオススメします。
