ホルモンバランスの乱れにつながる原因
この記事の監修者
管理栄養士
北川みゆき
女性の体はとても繊細なため、さまざまな理由によってホルモンのバランスが崩れてしまいます。それにより月経前症候群や生理痛、肌トラブル、更年期障害などの症状が起こりやすくなってしまうのです。
今回は、「ホルモンバランスが乱れる原因」についてご紹介します。もしかしたら、気付かないうちにやっている習慣があるかもしれません。
ホルモンバランスが乱れる原因とは
■食生活の乱れ
インスタント食品や、ファーストフード、甘い物などをよく食べる方は要注意です。1日3食、決まった時間に栄養のバランスも意識して食べるなど、規則正しい食生活を心がけることでホルモンも正常に分泌されやすくなります。
■運動不足
適度な運動は自律神経の活性化につながり、ホルモンバランスを正常に整える働きをします。デスクワークの多い方は、散歩やウォーキングなどの軽い運動をすることをオススメします。
■精神的ストレス
脳の視床下部には卵胞ホルモンの分泌を促す役割がありますが、精神的影響を受けやすく、過度なストレスによってホルモンバランスが乱れやすくなります。なかなか休息を取る時間がない方や時間に追われていると感じている方は意識をして休むようにしましょう。
■過剰なダイエット
無理なダイエットを続けることで、卵巣に必要な栄養分が不足した状態になりホルモンバランスが崩れやすくなります。
■体の冷え
脳の視床下部はホルモンの分泌だけではなく、体温を調節する機能もあります。冷えが原因で視床下部が影響を受けると体温をはじめ、ホルモンバランスのコントロールができなくなる場合があります。サイズのきつい下着を着用したり、普段から薄着の方、入浴ではなくシャワーばかりの方は注意が必要です。
早めに原因を取り除きましょう
いかがでしたか?ホルモンバランスが乱れる原因をそのままにしておくと、若い年齢でも更年期障害や骨粗しょう症になったり、不妊にもなりやすいといわれています。できるだけ早期に原因を取り除くことが大切です。
