風邪に負けない!免疫力をとり戻すための食材
この記事の監修者
管理栄養士
北川みゆき
風邪やインフルエンザが流行する季節は、いつも以上に健康管理に気をつけたいものですが、細菌やウイルスが体に侵入したからといって、必ずしも病気になるわけではありません。この機会に、低下してしまった免疫力をとり戻すための冬の食材を食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょう!
免疫力をアップさせる冬の食材
大根
大根の辛み成分であるイソチオシアネートという成分には、酸化を防止する働きがあり、特に皮の部分に多く含まれているため、よく洗って皮ごと食べるのがオススメです。ただし、イソチオシアネートは熱に弱いため、大根おろしやスティックサラダなどにして、できるだけ生で食べるようにしてください。
小松菜
小松菜には葉緑素であるクロロフィルや抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eがとても豊富に含まれています。たんぱく質やビタミンAの吸収を高める油と一緒に調理することで、より一層パワーがアップします。
山芋・長いも
長いもには抗酸化成分が含まれ、身体に元気を与える栄養素がたくさん含まれています。まだ研究段階ですが、長いもに含まれるディオスコリンという成分がインフルエンザの予防に期待されているようです。
にら(韮)
にらの成分である硫化アリルは、ビタミンB1の働きを助けます。また、ビタミンA、C、Eも豊富なのでオススメです。
食べ物で免疫力を高めていきましょう
冬に旬を迎える食材には、すこやかな身体に必要なものがたくさんあります。身近な食べ物から積極的に摂ることで風邪に負けない体づくりをしてくださいね。
