紅茶のうれしい効能とは
この記事の監修者
管理栄養士
北川みゆき
ホッと一息つきたい時、ティータイムに紅茶を飲んで不思議とリラックスできた経験はありませんか?
紅茶には、ストレスを緩和させるなど体にとってよい効果があるとして知られています。
ヨーロッパから発祥し、今もなお多くの方々に愛され続けている紅茶の秘密に迫ります。
紅茶の驚くべき効能の秘密
■ストレス解消
紅茶の苦み成分であるカフェインは、頭をスッキリとさせたり、体の内側の働きを活発化させる働きがあるので、ストレス解消や疲労回復に効果があります。
また、紅茶の香り成分にはアロマテラピー効果があるため、リラックスをもたらします。
■ダイエット効果
カフェインには脂肪の燃焼を促進させるだけでなく、中性脂肪の沈着を防ぐ働きがあるため、ダイエットを目指す方にオススメの飲料です。しかし、砂糖や牛乳を入れた場合はカロリーが高くなるのでストレートで飲むようにするとよいでしょう。
■エイジングケア効果
紅茶に含まれる紅茶フラボノイド、色素成分のテアフラビンには抗酸化作用があるため、シミやたるみなどの老化防止が期待できます。
■虫歯の予防
紅茶に含まれるフッ素が歯磨き粉の原料にもなっており、虫歯を予防する働きがあります。
■風邪の予防
紅茶の成分の1つであるフラボノイドやテアフラビンは、インフルエンザ菌の感染力を抑制するほどの強い殺菌効果があり、即効性も期待できます。
また、紅茶でうがいをすることでも予防効果があることが分かっており、その効果は市販のうがい薬を上回るそうですので、外出先から帰ってきたときには紅茶でうがいをする習慣をつけるとよいでしょう。ただし、牛乳を加えてしまうとその働きは失われてしまいますので注意が必要です。
昔から紅茶は万病に効くと言われるほどさまざまな薬用成分があります。
また、紅茶は飲むだけではなく、消臭効果もあるため、使用済のティーパックを部屋に置くなどして活用してみるのもいいかもしれませんね。
