どくだみ茶の効果と副作用について
この記事の監修者
管理栄養士
北川みゆき
健康茶とよばれるものには、さまざまなものがあります。中でも有名なのが「どくだみ茶」。どくだみを馬が食べると10の効果があるとされ、別名「十薬」とも呼ばれていました。今回は、どくだみ茶の効果と副作用についてご紹介します。
どくだみ茶のデトックス効果とは
どくだみ茶には非常に多くのカリウムが含まれています。カリウムといえば、体内の余分な毒素や老廃物、水分を排出することでしられている栄養素であることから、身体のデトックス効果が期待できるだけでなく、普段からむくみがちな方にもオススメです。
また、クエルシトリンには便を軟らかくする作用を持ち、便秘を解消する効果があるため、便と共に老廃物も排出されるため身体の内側からキレイになれる効果が期待できます。
どくだみ茶の副作用
どくだみはその薬効から生薬としても知られ、厚生労働省が管轄している日本薬局方でも「十薬」として認定されているほどの効能があります。どくだみ茶は即効性がある訳ではないので、効果を期待したい方はある程度継続して飲み続ける必要がありますが、稀ではあるものの、副作用が出る恐れがあります。
どくだみ茶は便を軟らかくする働きがあるため、過剰に飲み過ぎると下痢や腹痛などの症状が起こる場合があるのです。
また、どくだみ茶に含まれているカリウムには利尿作用があるため、尿の回数が増えることにより仕事などの大切な場面などで支障が出る場合は飲み方の工夫をすることが必要になるかもしれません。
さらに、腎臓の調子が悪い方はカリウムを上手に排出することができず、身体の中に蓄積していくため、不整脈や心不全を起こす危険性があるため注意が必要です。
