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生理前症候群の症状緩和に作用するエクオール

三城円

この記事の監修者

パーソナル管理栄養士・ダイエットコンサルタント

三城円

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生理前症候群(PMS)の症状を経験したことのある女性は実に90%と非常に多く、女性の大半が身体的なものから精神的なものまで多種多様な症状を経験しています。

PMSのはっきりとした原因はわかっていませんが、月経前3~10日の黄体期のあいだ続く精神的あるいは身体的症状で、女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が黄体期(生理前)に増加することなどが関係しているといわれており、女性ホルモンの分泌バランスを整えることが緩和の近道とは言うまでもないでしょう。

PMSによい食品は

生理前症候群(PMS)の症状を緩和させるために一番お手軽にできる方法としては、生理前症候群(PMS)の症状を緩和する成分を含んだ食品を積極的に摂るのがオススメ。

例えばビタミンB6はたんぱく質や脂質の代謝、セロトニンなどの神経伝達物質の合成に必要なビタミンです。ビタミンB6を多くとることがPMSの緩和に役立つと報告されています。また亜鉛にも、女性ホルモンを活性化し、ホルモンバランスを整える働きがあるため、PMSの症状(生理痛など)や生理不順に悩む方は、積極的に摂るようにするとよいでしょう。

ビタミンB6は、マグロやサンマ、サバ、イワシ、カツオなどの魚類や豚肉、大豆、レバー類に、亜鉛は牡蠣や豚レバー、牛肉、卵などに多く含まれています。

また、女性ホルモンのバランスを整える食品として忘れてはならないのが大豆イソフラボン。大豆イソフラボンには3種類あり、その中でも“ダイゼイン”は体内に入ると腸内細菌の一種であるエクオール産生菌によってエクオールへと変換されます。しかしエクオールを作る腸内細菌は、すべての人の腸内にいるとは限らないため、“エクオールを作れる人”と“作れない人が存在します。

エクオールを体の中で産生できる方は大豆イソフラボン効果を効率よく取り入れることができるのですが、エクオールの産生能がない方の場合、大豆イソフラボンを摂っても、その効果が十分に発揮されないまま大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されていきます。このエクオールを体の中で産生できる方は日本人の場合、半分程度しかいないと言われています。そのため、大豆イソフラボンの恩恵を受けるためには、サプリメントなどを活用するのもオススメです。

PMSによる精神症状とエクオールの関係性

PMSの症状には腹部の痛みや頭痛などの身体的症状から、イライラや無気力などの精神的症状までさまざまなものがありますが、とくにPMSはストレスとの関連性が強く、何らかの強いストレスが加わるとPMSの症状が悪化することがわかっています。

ある研究結果によると、PMSにより日常生活に影響を及ぼすほどの精神症状が出ている自覚がある方の割合を、エクオールを腸内で産生できる方とそうでない方とで比較したところ、前者が18%であるのに対し、後者は45%と高い数値がでています。この結果は、エクオールを産生できる方は女性を悩ます精神症状の自覚が低いことを表しています。

エクオールの産生ができるかどうかを調べる方法

腸の中でエクオールが産生されている場合、体の中に吸収されたあとは最終的に尿から排泄され、尿中エクオールの上昇が認められます。つまり、尿中エクオールの量を調べることにより、体内でエクオールの産生が可能かどうかわかるのです。体の中でエクオールを作れるかどうかは、ソイチェックという専用のキットを用いた簡易式の尿検査で調べることが可能ですので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

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