肌荒れはビタミン不足の表れ?
この記事の監修者
野菜ソムリエ
吉田めぐみ
肌荒れの原因とは?
乾燥する季節になると、肌荒れに悩む方が増えてきます。しかし、悩みが深刻な方の場合、季節にかかわらず症状はでるものです。まずは、肌荒れの原因にはどのようなものがあるのか探ってみましょう。
大きく分けると外的要因と内的要因に分けることできます。
「外的要因」とは言葉のまま、外部からの刺激によって引き起こされる肌トラブルのこと。
これには強すぎる紫外線、慢性的な肌の汚れ、薬品や刺激物の付着、表皮が傷つく、といった体の外からの刺激によるものが考えられます。
でも実はこうした外的要因による肌荒れは、それほど深刻なケースにはなりにくいのです。なぜなら、その要素を取り除けば解消してしまうからです。
しかし、問題が根深いのが体の不調からくる肌荒れ。「内的要因」によって引き起こされるパターンです。表皮(特に顔)は体調の良し悪しが直接現れてくるところなので、常に気をつけたいものです。
改善しない肌荒れは要注意
体の不調からくる肌荒れといっても、原因や経緯、症状までさまざま。
特定が難しくなる場合もあります。例えば、「虫歯が痛い」ことが根本原因とします。
パターン1
「虫歯が痛い ⇒ よく噛まずに飲み込む ⇒ 胃腸に負担がかかる ⇒ 胃腸のダメージが蓄積 ⇒ 消化効率が落ちる ⇒ 栄養が表皮にまでいきわたらない ⇒ 肌荒れ」
という場合。
パターン2
「虫歯が痛い ⇒ 痛みに耐えて肩が凝る ⇒ 凝りが慢性化 ⇒ リンパの流れが滞る ⇒ 老廃物が排出されない ⇒ 肌荒れ」
となった場合、肌荒れになった直接の原因(胃腸の衰弱や、リンパの停滞)はそれぞれ違いますが、根本の原因(虫歯)は同じとなります。
目に見えている表面的なお肌の対処をしても、根本解決を図らないと焼け石に水。またすぐ別な症状が出てきてしまうでしょう。その根本には、健康そのものが求められます。
どのようなアプローチが必要なのか
栄養面ではビタミン不足、特にB2の不足は肌荒れの直接的な原因となることが多く注意が必要です。
特に飲酒、喫煙、ストレスなどでもビタミンB2の摂取は阻害されてしまいますので、心当たりのあるかたはサプリメントなども上手に活用しながら栄養補給に努めましょう。
