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ごぼう茶の若返り効果に注目

北川みゆき

この記事の監修者

管理栄養士

北川みゆき

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ごぼう茶

ごぼう茶は、調理の際に捨てがちな”ごぼうの皮”を加熱・焙煎して作られていますが、嬉しいことにごぼうは加熱することで抗酸化力がさらに高まることが分かりました。

日本調理科学会誌によると、きんぴらごぼうを調理する前に50℃の加熱処理をしたごぼうと、加熱しないものを比べると加熱した方が調理後の抗酸化力を示す数値(ORAC値)が高いことが発表されたのです。(電子レンジ500Wで40秒程度を目安)

もともと、ごぼうは野菜の中でもポリフェノール含有量が多く、その抗酸化力に期待が集まっていますが、皮を取り除いたり、水にさらすなど調理法によってポリフェノールの損失が大きく左右されていました。

若返り効果につながる抗酸化成分

老化の一因と言われる活性酸素は、紫外線やストレス、喫煙などによって発生し、シミやシワ、肌の乾燥などを引き起こしてしまいます。いつまでも若々しく、美肌を保つためにも活性酸素を除去し、身体の酸化を防ぐことが大切です。

そのためには適度な運動をしたり、ごぼうのような抗酸化作用のある成分を摂取することが有効となります。

ごぼうは、特に皮の部分に強力な抗酸化作用があり、ポリフェノールの一種であるサポニン、タンニン、クロロゲン酸が豊富に含まれています。タンニンには、シミやシワの原因となるメラニンを抑制する美白効果や、クロロゲン酸には脂肪が体内に溜まるのを防ぐ働きがあるため、ダイエット効果などが期待できます。

また、イヌリンという水溶性食物繊維の一種によって、身体の中にある有害物質が外へ排出され、血液がキレイになり、肌荒れや吹き出物の改善にもつながります。

ごぼう茶の健康効果

ごぼう茶には、腸内環境を整える食物繊維、リグニン、オリゴ糖をはじめ、むくみの解消に役立つイヌリン、カリウム、さらに血圧や血糖値を下げたりコレステロールや脂肪を分解するサポニン、滋養強壮に効くアルギニンなど、とにかく栄養が豊富。

毎日ごぼうを食べるのは大変ですが、ごぼう茶なら手軽に摂れますし、なにより皮のまま加熱してあるのでその効果も嬉しいですね。

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