チョコレートは種類によってカロリーが違うの?
この記事の監修者
管理栄養士
北川みゆき
皆さんはチョコレートを選ぶ時、何を基準に選んでいますか?ミルクチョコレートやビターチョコレート、ホワイトチョコレートなど、種類が豊富なため、選ぶ時にも迷ってしまいがちですよね。
特にダイエットをしている方なら、なるべく低カロリーのものを選びたいのではないでしょうか?
今回は、それぞれのチョコレートが持つカロリーについてご紹介します。
チョコレートのカロリーって?
チョコレートは原料や配合がメーカーごとに違うため、一概にカロリーを断定することは難しいのですが、一般的に一番高いカロリーを持つのが「ナッツ入りチョコレート」。チョコレート一粒が約48Kcalで、一箱だと576Kcalにも上ります!
次にカロリーが高いのはホワイトチョコレートで、1枚当たり約412Kcal、その次にカロリーが高いのはミルクチョコレートかと思いきや、実はビターチョコレートなのです。
ビターチョコレートは甘さが少なく、苦味があることからカロリーが少ないと思われがちですが、ミルクチョコレートよりもココアバターなどの脂質が多く、若干カロリーが高くなっています。
ビターチョコレートの嬉しい効果
ビターチョコレートのカロリーがやや高めだからといって、食べるのに適さないかというとそうではありません。
日本では「ブラックチョコレート」と呼ばれていることが多いビターチョコレート。カカオが約70%も含まれていますが、このカカオには「カカオ・ポリフェノール」という成分があり、新陳代謝を高める働きをはじめ、抗酸化作用があるのでダイエットにも効果が期待できます。他にも肌の老化を防止したり、血液の循環をよくするなど嬉しい作用があるのです。
また、カカオ・ホリフェノールには心理的ストレスや花粉症を和らげる働きがあることから、日頃ストレスを感じやすい方やアレルギー体質の方にもオススメです。
チョコレートと聞くとカロリーが高いというイメージが強いですが、板チョコ1枚はケーキ1個とほぼ同カロリーです。だからといって食べ過ぎは禁物。パックに表示されているカロリーをしっかりと確認して食べ過ぎには注意してくださいね。
