むくみのお助け栄養素!メカニズムを知ってするっと流そう!

むくみのお助け栄養素!メカニズムを知ってするっと流そう!

朝起きると顔が腫れぼったい、夕方になると履いていたブーツがきつくなる方も多いと思いますが、これら「むくみ」の症状はどのようなメカニズムで起こるものなのでしょうか?

むくみを引き起こすメカニズム

むくみとは、何らかの原因で血液中に含まれている水分が外部へ漏れ出し、異常な増加をきたした状態のことです。症状がひどくなると指で押した跡が残ったり、一時的に足が太くなる場合もあります。

むくみの原因には、心臓や肝臓、腎臓などの病気もありますが、月経や妊娠、あるいは運動不足や睡眠不足、過労や塩分などの過剰摂取、長時間の立ち仕事など、さまざまな要因によって血液やリンパ液の流れが滞ることで、必要以上に水分が溜まってしまいます。

特に女性の場合、女性ホルモンの作用によって生理前から生理中にかけて水分を体に溜め込もうとする働きがあるため、むくみやすくなりますし、男性と比較すると筋肉量が少ないことで筋肉の収縮によって静脈の血流を心臓へ押し上げる力が不足してしまいます。

ほかにも、代謝が少なく皮下脂肪が多いことや、冷えによって血液循環が悪くなることでもむくみが起こりやすくなると言われています。

むくみがある場合はマッサージやウォーキングなど適度な運動で筋肉を動かしたり、湯船に入って全身を温めたりすることをオススメします。

必要な栄養

体に必要な栄養では、利尿作用があるカリウムやサポニンがオススメです。

カリウムはきゅうりやバナナなどに、サポニンはごぼうや小豆などに含まれています。また血液やリンパの流れをよくするビタミンEやクエン酸も摂りましょう。

ビタミンEはナッツ類やアボカドに、クエン酸はレモンなどのかんきつ類に多く含まれています。

冷たい飲食物の摂りすぎや、温度の低い場所に長時間いることが多い方は、慢性的な血行不良により老廃物の排泄機能が衰えやすくなりがちです。むくみには早めの対処を行っていきましょう。

提供元:有限会社九南サービス 掲載日:2021/06/29